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2021年11月15日

529College Saving Plan

お客様からのお問い合わせが多かったご質問を IIO News Accounting Tax!にてご紹介していきたいと思います。

本日のご質問は、こちらです!

Q: アメリカで提供される529College Saving Planについて教えてください。

A: 州や教育機関が提供する529College Saving Planは、税金のインセンティブがあります。

ただし、Individual Retirement Account(IRA) やHealth Savings Account(HSA) のように拠出した年には控除の対象となりません。
529 College Saving Planに拠出したお金はIRA やHSA 同様、投資に回され、金利や配当が付いていくでしょう。

子どもが大学生になる頃には増えている予定です。増えた金利や配当は、認められた教育機関への授業料、教科書や学用品代、
パソコン、大学寮の支払いに使う限り、引き出しに税金はかかりません。

また、金額に上限はありますが、小中学校の教育費用としても、税金なしで引き出して使えます。しかしながら、教育費として使いきらず口座に残った残高を引き出す時には、利息収入や配当収入として課税対象所得となるため、注意が必要です。

529 College Saving Planへ親が子供のために拠出した場合、それはギフト=贈与とみなされてしまいます。しかし、年間一人当たり1万5000ドル未満(2021年及び2022年の場合)なら、贈与税の対象になりません。更に、贈与の申告書の提出も必要ありません。それ以上の金額の場合は、贈与税がかかる可能性もあります。

ちなみに、このプランは、自分の子ども以外に、友達、孫、甥姪用にも開設が可能です。一個人が開設できる口座数に上限はありませんが、開設時に受け取り手を設定しないといけません。

529 College Saving Plan は銀行や専門家に依頼すれば誰でも開設できます。将来の子供の教育費のために529 College Saving Planをお考えの方や小さいお子様がいて節税対策を検討されている方、
Planを開設することによっての税務効果についてより詳しく知りたい方は、是非当社までご相談下さい。

本日のQ&Aは、お役に立ちましたでしょうか?

あくまでも一般的なアドバイスとなりますので、さらに詳しいアドバイスが必要な方はぜひ個別相談を受け付けております!
その他ご質問や取り上げてほしいトピックなどございましたらお気軽にお問い合わせください!

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